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バニラオイルとエッセンスの違い 使い分け方

こんにちは、焼菓子Power管理者のSweetsです!

今回は、お菓子作りでよく登場する『バニラ』についてです!

バニラは同じようなものが、いくつかありますよね。

バニラエッセンス、バニラオイル、バニラビーンズ、バニラペーストなどなど。その種類の使い分けや、性質をまとめていこうと思います。

①バニラエッセンス

バニラエッセンスは、バニラとアルコール、水などから作られています。(中には人工的に作られたものもあります)

アルコールは、火を通すと揮発します。アルコールが揮発するときにバニラの香りも一緒に飛んでしまうのでバニラエッセンスは火を通さないお菓子に入れるのが最適です。

スーパーなどでも売られており、内容量にもよりますが200~500円程で購入できお手軽に使用することができます。

②バニラオイル

バニラオイルは、バニラの香りを油に溶かしたものです。

バニラオイルは、油なので加熱しても香りが飛びにくいのが特徴。クッキーなどの焼菓子に入れると、バターなどの油分と混ざりやすく焼いた後も香りが残りやすいので、バニラオイルは焼菓子に使うのが最適です。

スーパーや製菓専門店に売られていて、価格はバニラエッセンスよりほんの少し上がりますが、300~600円程度で購入でき、気軽に使用できます。

③バニラビーンズ

バニラビーンズは、ラン科の植物の事で、受粉後に発酵や乾燥を繰り返したものです。

バニラビーンズは、お菓子が出来上がった際にバニラの粒が残るのが特徴的で、基本的には万能で何にでも使用できます。しかし高価なものなので、焼き菓子に使われることは少なく、牛乳や生クリームを炊いて作られるお菓子に使われることが多いです。カスタードやプリン、アングレーズ系のアイスやムース、他にはフルーツのコンポートに使うのが最適です。

バニラビーンズは、製菓専門店に売られていて1本(5~6g)800円~程です。再利用すると2回ほど使えますが、それでも高価なものですので大切な方に贈るお菓子などに使用したいですね^ ^

④バニラペースト

バニラペーストは、バニラビーンズから香を抽出し、種を加えてペースト状にしたものです。

バニラペーストは、バニラビーンズ同様に万能です。価格もバニラビーンズより安いのでお手軽に使用できます。なので、焼き菓子やカスタードプリン、アイスやムースなどに使用することができます。

また、アイシングクッキーのアイシングに混ぜると卵の臭味が消え、バニラビーンズより混ざりやすいのでお勧めです。

バニラペーストは、製菓専門店に売られていて価格は50g1000円~程です。50gでバニラビーンズ8本くらいの分量なので万能さを考えれば、お手軽に使用できお勧めです。

*まとめ*

バニラエッセンスは、火を通さないお菓子に使うのが最適

バニラオイルは、油なので熱に強い。油分の多い焼菓子に使うのが最適

バニラビーンズは、万能だがかなり高価である。

バニラペーストは、価格も比較的安く万能であるため、一番おススメ。

売られているお店を紹介しましたが、もちろんすべて通販でも購入可能です☆

自分のお気に入りを見つけてみてください*

乳製品を使わない!おすすめの乳製品の代用品

こんにちは、焼菓子Power管理者のSweetsです!

お久しぶりの投稿です*

今回は、お菓子でよく使われる乳製品(牛乳とバター)の代用を紹介しようと思います!

ヴィーガンの方や、乳アレルギーの方にもおすすめしたいです^ ^

①牛乳

牛乳の代用品は、豆乳または水です。

豆乳は、大豆と水からできたものなので乳は入っていません。

牛乳と同じようにまろやかさが出るので、おススメです☆

他の分量と比べ量が多いと、豆の青臭さが残る場合があるので、その場合はバニラオイルなどを混ぜると良いです。

続いて、牛乳の代用品は水です。

水を使うと牛乳を入れた時のまろやかさは失われますが、同じ水分なので製菓理論としては、牛乳を使った時と同じようなお菓子が出来上がります。

豆乳や水では、コクが足りないという方にはココナッツミルクを足すと、コクが増します!同時にココナッツの味もプラスされるので、ココナッツが好きな方におススメです*

②バター

バターの代用品は、太白ごま油または、オリーブオイルです。

太白ごま油は、煎られていないごまから抽出された油なので、香りがしません。なので、他の素材の香りや味を存分に生かしたいときにおススメです☆さらに、ごまは栄養価が高いので健康に気を使いたい方も◎

乳化性が高いので、他の材料と混ざりやすいのもおススメの理由の一つ。失敗も減らせます。

ただ少し、お値段がお高いのがネック(450mlで800円ほど)。でも一本持っていれば、お菓子にもお料理にも使えて万能かも!

続いてはオリーブオイルについてです。

オリーブオイルも太白ごま油同様に健康にもいいですよね!

香りは、通常のオリーブの実の香りがします。お菓子で使うとなると使用量により香りが邪魔になる場合もありますが、料理で使うことが多いため、常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。

どうしても他に代用品がない時に使う事をお勧めします^ ^

以上、今回はお菓子でよく使われる乳製品の代用品を紹介しました。

バターがない!となったときなどにもお試しください!こっちのほうが美味しいかも。と新たな発見があるかもしれません^ ^

パティシエが教える!共立て・別立ての違いとは?

こんにちは、焼菓子Power管理者のSweetsです!

今回は、お菓子を作るうえでよく耳にする、共立て、別立ての違いを簡潔にまとめていこうと思います!

~お菓子作り入門編~

「共立て」「別立て」は、卵の泡立て方の違いです。

なので、卵を主材料としているお菓子のみに使われる言葉です。

①「共立て」とは

共立てとは、卵の卵白と卵黄を一緒に泡立てて作る手法のことです。

主に共立てで作るお菓子は、ジェノワーズ(スポンジ)です!

②「別立て」とは

別立てとは、卵白と卵黄を別々で泡立てて後から合わせる手法のことです。

主に別立てで作られるお菓子は、シフォンケーキです!

ビスキュイ生地やカステラ、ロールケーキなども別立てで作るのがベーシックです。

【まとめ】

今回はお菓子を作るうえでよく耳にする共立て、別立ての違いをご紹介いたしました。手法別に主なお菓子を挙げましたが、一概には言えません。お菓子は作る人によって味が大きく変化し、それがお菓子作りの楽しいところです。さまざまな作り方を試して、味や見た目の違いを楽しんでみてください*

海を再現!3つの手順で超簡単!アイシングで作る波☆

こんにちは、焼菓子Power管理者のSweetsです!

今回は、アイシングで海を再現して行こうと思います!

もう夏は終わりかけているのですが、、笑

この間、アイシングのオーダーメイドのご注文でボートを書いてほしいというオーダーがあり波を再現し、とっても簡単だったので共有したいなと思い書くことにしました^ ^

ちなみにクッキーはこんな感じです↓↓

簡単なのに、見映えする!!最高ですね笑

ぜひ真似してみてください!

【海の作り方】

1.アイシングを白、水色、青の3色準備します!

原色よりも、少し緑を入れてみたり茶色を混ぜたりするとくすみが出てより自然に見えます!

2.下から順に、青→水色→白に塗ります。

Pint:水色の部分を他2色より多くすること!

3.爪楊枝を使い、下から上に向けて線を引く→上から下に線を引くを繰り返します

Pint:直線ではなく、ら線を引くように動かし3色が入り混じるように何度も往復すること

これで躍動感のある海が完成です☆

ここにもっと、波を加えたい!という人は筆などで白を加えます。

以上で、海の作り方でした!

是非お試しください☆

台湾カステラ~失敗談~成功の秘訣とは

こんにちは、焼菓子Power管理者のSweetsです!

期間が空いてしまいましたが前回に引き続き、今回も台湾カステラについて触れていきたいと思います!

【目次】

1.失敗1〜9のご紹介

2.試作10回目

3.まとめ~成功の秘訣~

前回の投稿で書かせていただいた通り、今回の台湾カステラ作りは何度も何度も失敗をしました。え、こんなに難しいの⁉と思うほどに。笑

動画を見ているだけなら簡単そうなのに…、やはり見るだけではなくお菓子は実際に作ってみないとわかりません。そう改めて実感致しました。

今回の基準は、失敗1回目を基準とし、そこから色々と変えていきました。では本題へ↓↓

【失敗1】

べちゃべちゃのぺっちゃんこ。

10センチ以上膨らむはずの生地が3センチほどのものに。なぜ!?

分量はもちろんレシピ通り。18センチの丸型に紙を引き、湯煎につけコンベクションでF2で150度45分で焼いてみました。レシピ通りならば60分焼くところ、あまりに焼き縮みしているように見えたので早めに出しました。焼き上がりはオーブンから出した瞬間にぺっちゃんこになり、食べてみると生焼けな感じがありました。少し甘い卵焼きのようでした笑

【失敗2】

またもやぺっちゃんこの卵焼きに。今回は、前回と同じように作り、変えたところは生っぽかったので60分焼きました。

60分も焼いてしまうと、やはり焼き縮みが起き60分はなし!!!という決断に。

【失敗3】

焼き時間を45分に戻し、スチームをやめました。前回までメレンゲを柔らかめにしていましたが、今回からはメレンゲを堅めに立てることに。

型紙にくっつき、外は焼けていましたが、オーブンから出すと生地が沈むためまた卵焼きのように生地が詰まってしまい、食感は硬いままです。

焼いている時はとてつもなく膨らむのに、なぜ??

【失敗4〜6】

作り方ら失敗1と同じように作り、メレンゲは硬めで型紙を色々と変えてみました!

失敗4では、ジェノワーズを焼く時に使う紙、失敗5ではシフォンに使う高さのある紙、失敗6ではクッキングペーパーのようなツルツルした紙と、もう一台の型にバターと強力粉をつけ焼きました。

どれも高さはでませんでした。スチームをやめることでべちゃべちゃ感は減りましたが、やはりオーブンから出すとしぼむので食感は詰まったような感じでした。

【失敗7】

ここで、ある事に気づきました。生地性質を考えてみよう。台湾カステラは生地の中に骨組みとなるもの(小麦粉)が少ないので、そのレシピと似たお菓子と同じ作り方や焼き方をすればうまく行くのではないかという理論に辿り着きました。

なので、食感や、レシピが似ているシフォンケーキの作り方を参考にし、型には何も塗らず、紙も引かずに、型を生地をあえてくっつけて形を保てるように焼いてみました!

更にべちゃべちゃ感をなくすため、直付けにしてた湯煎をやめ、生地と湯煎を一段開けておくことにしました。焼き時間は様子を見ながら焼き縮み始めたら出す事にし、30分に変更。

すると。。。

型に生地がくっつき、オーブンから出してもしぼまないようになりました!

めちゃくちゃ軽くて美味しい。。♡

ほぼ完成形に一気に近づくことができました!

【失敗8〜9】

ここから、また改良を重ねていきましたが、焼き立てを食べたいと思い熱々のまま型から外すと…。やはりしぼんで生地が詰まって美味しくない状態に。。泣

ケーキ屋で常に焼き立てを提供するというのは難しいので、冷めてても美味しいのがいいよねと言いながら、熱々のまま食べることはやめ、冷めるのを待ってから型から外すことにしました。

【試作10回目】

すると、綺麗に生地が、、、保たれたまま、、できました!!!

作り方、生地の状態はほぼ完成形へ!

しかし、ここで次の課題が出てきました。

型からはずす時、きれいにとれない。

写真を見てもらうとわかりますが、側面があまり綺麗ではありません。商品として出すのはどうかなと悩み、またまたシフォンケーキのことを思い出しました。

シフォンケーキを型から綺麗に外す時は、一度冷凍させ凍った状態でパレットを差し込むと綺麗に取れるそうです!

聞いた通りにすると本当に綺麗にとれました!

そして、無事商品化することができました☆

【まとめ】

台湾カステラを作る時は、

1.メレンゲは硬めが良い

2.型に紙は引かず、型に生地をくっつけて高さを保つ

3.スチームはいらない。湯煎は、直付けではなく下に置くと良い

4.完全に冷めてから型から外す。綺麗に取りたい時は、一度冷凍してからの方が綺麗に取れる。

以上を守れば、成功するはず!

もしできなければ、コメントやTwitterからお問い合わせを😂👌

今回は、台湾カステラに挑戦して初めてこんなに試作をしました。途中嫌になりかけましたが根気強く改良を重ねていくことで、だんだんわかってくることがあり謎解きをしているようでした。笑

でも、そこがお菓子作りの醍醐味でありとても面白いところだと思いました!

みなさんもぜひ自分の一品を作ってみてください☆

台湾カステラを作ってみた!

こんにちは、焼菓子Power管理者のSweetsです!

今回は、台湾カステラに挑戦してみました‼︎

温かい焼き立ての状態で食べるのが定番の台湾カステラですが、冷めても縮まない作り方を研究しました!!

動画で作っているのを見ていると、いとも簡単そうに作っていらっしゃるので私もチャレンジしたのですが、レシピ通り焼いても失敗しまくり。。。5回目くらいでやっと成功し、そこから改良を重ね10回は作りました、笑

今回はかなり勉強になり、使っているオーブンや、型、型紙、蒸気などで状態がびっくりするほど変わるとわかりました。

次回に細かく説明していこうと思います!

では、今回はさっそく紹介したいと思います!

【参考レシピ】

卵4つ🥚

グラニュー糖52g

バター52g🧈

牛乳52g🥛

薄力粉52g

バニラオイル3滴程

製菓用コンベクションを使った作り方です。量は、10センチのセルクル4つ分です!

家庭用オーブンだと焼く時間が異なったりするので参考までに☆

後半になるにつれて重要で、生地の出来上がりに関わってくるので熟読してから制作に入ることをお勧め致します。

【作り方】

1.下準備

オーブンを160度で予熱開始。型を準備します。鉄板にシルパッドを引き、型を並べます。紙は引きません。卵黄と卵白を別々のボールに分けておきます。卵黄のボールは小さくてok! 牛乳とバターは同じ耐熱容器に計り電子レンジもしくは湯煎で50度になるまで温める

卵を分ける※白い物は砂糖です

牛乳とバター

2.薄力粉を中くらいのボールにふるい入れ、温めた牛乳とバターを加え、ホイッパーですり混ぜる。

この時混ぜすぎに注意です!この後卵などを加えまた混ぜるので、この段階では水分と粉が馴染んでから、もう3周混ぜればokです!

3. 2へ、卵黄とバニラオイルを加える。

計3回〜4回で全て入れてしまいましょう!

この時も1度入れたらその都度混ぜますが、合わさればokなので混ぜすぎには注意です!バニラオイルは卵黄の後に入れてください。

4.メレンゲを立てます!卵白をミキサーで軽くほぐし砂糖を加え馴染ませたら、フルパワーで泡だてます!🥣 泡立つのを待っている時にオーブンに入れる水を準備しておく。

混ぜている時に筋が入ってきたのがわかったらスピードをゆるめて、キメを細かくしていきます。仕上がりはツノが立つくらいの硬さです。

つんとなるくらい

5.メレンゲ全体をゴムベラで軽く混ぜ、全体の硬さを均一にします。そして、ゴムベラ2すくいを粉や卵黄の合わさったボールへ入れてホイッパーで混ぜます。

この作業で、この後合わせやすくなります。この時はメレンゲがしんでもいいのでしっかり混ぜてください。

6.残りのメレンゲを大きめのボールに移し、5の生地を流し入れます。そしてホイッパーで下からすくうように混ぜていきます。

メレンゲがしなないように気をつけてください

失敗作:生地がしんでいる状態、気泡が出てきています。

成功作:色が白くふんわり

これは生地の状態を見て頂きたいので載せてます。型に紙はひかないでくださいね。。

7.型に流し込む

焼いている間かなり膨らむので、型の7分目までを目安に入れてください。

流し入れたらゴムベラを型の生地に突っ込み気泡を無くします。

8.焼成

160度に予熱していたオーブン温度を150度に変更し、生地を乗せた鉄板の下にもう一つ深めの鉄板に水を張る

150度/13分 Fan2 スチームなし ダンパー閉

これで焼きます。

焼けたら鉄板をひっくり返し逆さまでシルパッドをつけたまま粗熱が取れるまで冷まします。

冷めたら型ごと冷凍庫へ。完全に固まらせてシフォンケーキを型から外す時と同じ容量で細いパレットでセルクルの縁をなぞり取り出します。

これで完成です☆

次回、なにで失敗したかや勉強になったこと注意点などまとめようと思います!

ぜひ作って見てください☆

オーダーメイドアイシングクッキー☆

こんにちは、焼菓子Power管理者のSweetsです!

今日は、知人の誕生日に作ったアイシングクッキーを投稿しようと思います!

今回は、↓この画像を元にして作りました!

アイシングはこちら↓

アイシングで全身を描こうと思うと、顔が分からなくなってしまうので、基本的にお顔の周りのみをお書きしております!

色が混ざらないように乾かしながら塗っていきますので、オーダーメイドのアイシングクッキーをお作りするのには、1週間ほどお時間を頂戴しております。

このキャラクターをクッキーにしてほしい!などございましたら、是非お気軽にお問い合わせ下さい☆

お問い合わせ方法は、Twitterのメッセージからや、こちらのホームページのお問い合わせフォームからお願い致します^ – ^

第三弾!テンパリングに挑戦

こんにちは、焼菓子Power管理者のSweetsです!

第三弾ということで、前回はブラックチョコレートだったので今回はホワイトチョコレートにも挑戦しました!

テンパリングの取り方は以前のブログに書いていますので良かったらそちらも見てください☆

今回はケーキの飾りなどに使える、チョコレートの飾りの作り方を紹介しようと思います!

正式な飾りの名前はわかりませんので、笑

自分で勝手に名付けました!ご了承ください!

1.クルクルチョコ

【作り方】

ケーキフィルムをアルコールや水で、机に貼り付け真っ直ぐに置きます。

そこへテンパリングしたチョコを垂らし、パレットで薄く伸ばします!伸ばしたらこの↓(下の画像)三角のギザギザ面を使って勢いよくスーと線を引くと模様は完成*

線を入れたら、チョコレートのついていない場所へと移し表面が固まるのを少し待ちます。表面がマットになって固まってきたら、綿棒に好きな巻き加減で、巻き付け固まるまで放置します。固まれば、端を持ってチョコのついたフィルムをクルクル回しながら綿棒から外します。

【注意点】

パレットで薄く伸ばしすぎると、飾るときに手の熱で溶けてしまったり立体感が出なくなるので薄過ぎず、厚すぎずが大切です‼︎

固まったら一晩そのまま寝かせて、次の日以降にフィルムを取るとチョコレートの艶が出ます☆

最後に一つ、写真をよく見てもらうとわかりますが、端の方で線を遮断するようにナイフで切り目を入れています。こうしておくと、端が綺麗なので無駄なく使えてますよ☆

2.格子状

【作り方】

OPPフィルムを机に貼り付けます。テンパリングしたチョコレートをコルネを入れて、後は好き放題にするだけ。笑

私は左斜めから埋めて行って、次は右斜め、その次に少し角度をずらしてひたすらにチョコレートを垂らしていく感じです。

【注意点】

コルネの先が細すぎると、出てくるチョコレートの線も細くなるので、飾りつけるときに溶けやすかったり形を保ってくれなくなります。なので細い方が繊細には見えますがある程度の太さは必要です。

こちらも、一晩寝かせてからOPP剥がせば裏面は艶が出ます☆

3.型抜き

【作り方】

OPPフィルムの上にテンパリングしたチョコレートを流し、パレットで広げ、表面が乾いてくるまで待ち好きな型(クッキー型)で抜くだけ!

型を抜いたら上からもOPPフィルムをかぶせて上に重りを載せます。板やまな板などでok!

【注意点】

クルクルチョコ同様、チョコレートを薄く伸ばしすぎないこと!薄すぎると手で持っただけで溶けてしまったり形を保ってくれなくなります。

暑さはお好みですが、2mmくらいを目安に伸ばすと良いかもしれません◎

チョコレートの表面が固まるまで待ちますが、固まりすぎると割れてしまったり、逆に固まっていないと綺麗に抜けないので表面がマットになってきたくらいで抜くのがベスト

重りを乗せ忘れないこと。チョコレートは固まる時に縮むので、重りをのせずに固まらせてしまうと端の方だけ丸くなったりします。

こちらも、一晩寝かせてくださいね☆

4.丸

【作り方】

OPPシートの上で、パレットや、指でチョコレートを取り、丸を描くように塗ります。

【注意点】

薄くなりすぎないように。

広げる時は、隅のほうをぷっくりさせると可愛いので、ワンタッチ目はグッと押して端の方にぷっくり感を出しその後に中心を分厚くするイメージでするといいと思います!

5.三角、四角

すみません。作った際に写真をまたまた撮り忘れました。m(._.)m

完成形は↓↓↓そのまま下へ

【作り方】

型抜きチョコのように、OPPシートの上に程よい厚さで広げ、表面が固まるまで少し待ち、それを自分の好きな大きさで定規とナイフを使って線を入れると完成です♪

【注意点】

型抜きとほぼ同じです!

チョコレートの表面が固まるまで待ちますが、固まりすぎると割れてしまったり、逆に固まっていないと綺麗に線が入らず繋がってしまうので表面がマットになってきたくらいで線を入れてください!

【完成形】

ちなみにケーキに飾られるとこんな感じです(^o^)※ケーキは私が作ったものではありません。

以上でテンパリング集は、終了です☆

現在は、台湾カステラに挑戦しています!動画などを見ていたら簡単そうなのに、こんなに難しいとは。。という感じで試作中です。

成功したら、また載せたいと思います!!

最後まで読んでいただきありがとうございました(o^^o)

第二弾!テンパリング☆2年ぶり〜

こんにちは、焼菓子Power管理者のSweetsです!

何ヶ月か前にテンパリングのことについて書いたので、今回は第二弾にしました!第一弾では、すべてのチョコレートのテンパリング方法が書いていますので、温度などがわからなければそちらへどうぞ↓

今回は、昨日と今日にかけてテンパリングの練習をしたので注意した方がいいなと思った点や、作ったものをご紹介しようと思います!

使用したチョコレートなダークチョコです!

今まで溶かす温度をあまり気にしていませんでしたが、今回テンパリングをしてみて

溶かす温度には気をつけた方が作業がしやすいことがわかりました。

今までは、完全に溶けるまで湯煎につけて放置。なんて事をしていましたが溶かしている間にもきちんと温度管理をして50〜55度の間で溶かすと失敗しにくかったです!

次に、水を張ったボールに氷を5つくらい入れてチョコレートを冷ましていきます。ここは、30度くらいまで一気に冷やしていくと成功しました‼︎

30度くらいになったら、氷水からボールをはずし、しばらく混ぜ28度まで下げます。

ここで、私流なのですが。。。

28度になったら、ひたすら混ぜて混ぜて混ぜます。ひたすら混ぜる理由は、この時にボール内のチョコ全体の温度を均一しなければ、失敗するからです。

混ぜていたら、温度が変化すると思いますので28〜27.5度くらいに調節してください。

私はここで、カードに少し垂らしてテンパリングが取れているか確認します。

乾くのを待つ間に、

32度までゆっくりと温度を上げていきます!

テンパリングのコツは、急激に冷やし、ゆっくりと温度を上げること。

そして、温度を必ず均一にしなくてはなりません。

【温度が均一でないと失敗する理由】

チョコレートは、6段階の結晶の形があり、1番安定した型がV型です。

様々な結晶の形の中で、その場に多くある結晶の形に変化していくのです。

例えば、VI型結晶がチョコレート中に多ければ1番安定している結晶型のV型までもが、VI型になってしまう。ということです

逆に言えばV型の結晶を多くすれば、そのほかの不安定な結晶の形も、V型になってくれるので、購入した時のままの個体チョコレートを溶かしたチョコレートの中に入れればテンパリングが取れます。

以上が、久しぶりにテンパリングをして気付いたことです!1日目は、2回失敗してテンパリングを取るだけで1時間半かかりました。笑

2日目は、感覚を思い出せたので、10分ほどでテンパリングが取れました✌︎

次に、作った物の紹介です♪

まずは、型抜きチョコ

次に、網目状に作った物です!

後は、クルクルと、棒状のもの、円盤型も作ったのですが写真を撮り忘れました。

また明後日にも挑戦するので、今度はしっかりと写真を撮り投稿したいと思います!

次回は、飾りの作り方も載せますので、お楽しみに^ ^

*小麦粉の種類について*

こんにちは、焼菓子Power管理者のSweetsです!

約1ヶ月半音沙汰がなかった職場から、研修を受けてくださいと手紙が届き、只今Web研修を受ける日々が続いています!

興味があるのは、もちろんケーキやパンの箇所だけ笑 それでも研修は仕事だと思って毎日パソコンと向き合っています。

次のブログは何を書こうかなと考えていたところ、妹から小麦粉って種類あるの?と聞かれたので、同じ事を疑問に思っている人がいるかもしれないと思い、今回は、小麦粉についてまとめていきたいと思いました!

小麦粉の種類は大きく分けて4種類あります!

この4種類の小麦粉の特徴や、よく使われる食べ物も一緒にまとめていこうと思います^ ^

ちなみに製菓衛生師の試験でも、ちょこちょこ出てきた部分ですのでよかったらチェックしてください☆

【薄力粉】

薄力粉は皆さんよく耳にすると思います!

薄力粉は、グルテンというたんぱく質が少ないので粘度が低いです。そのため軽い口当たりになり、歯切れの良いものが出来上がります。

お菓子に使われる事が多く他には天ぷらやたこ焼きなどのお料理にもよく使われる小麦粉です^ ^

特徴としては、粉のキメが細かいため固まりやすい。グッと握ると固まるのが薄力粉です

反対にキメが荒くさらさらとしているのが強力粉。

余談ですが、学生の時に実技テストで、どちらが薄力粉でしょうという実際に触って当てるテストをしました!これを知っていればどっちが薄力粉でどっちが強力粉⁇と迷う事もなくなりますし、製菓衛生師のテストでも小麦粉の特徴として出ていましたね。

ちなみに、学校のテストの答えは両方強力粉でした。めちゃめっちゃ意地悪。笑

【中力粉】

中力粉は、名前の通りたんぱく質の量が薄力粉と強力粉の中間なので、中力粉です!

うどんなどによく使われて、たまにパイ生地などに使う人もいらっしゃいます。

代表的なのは、うどんです!

これも製菓衛生師のテストに出ていました(^○^)

【強力粉】

強力粉は、小麦粉の中で一番グルテンというたんぱく質が多いので、歯切れの悪いものが出来上がります!

※歯切れの悪い=もっちりとした、伸びる生地という事です

主に、パンを作る際に使われていて製菓では、強力粉と薄力粉を混ぜてパイ生地にも使います!

特徴は、キメが荒いのでさらさらとしています!さらさらとしているので、パンやクッキー生地などの打ち粉としても使われます

【デュラム粉】

こちらはあまり一般的ではありませんが、試験では出てきたり、出てこなかったり。

デュラム粉はパスタに使われる小麦粉です^ ^

スパゲティや、マカロニなど

グルテンが豊富で、コシのある生地になります!

以上が、小麦粉の種類です!

是非皆さんも使い分けてみてください☆