バニラオイルとエッセンスの違い 使い分け方

こんにちは、焼菓子Power管理者のSweetsです!

今回は、お菓子作りでよく登場する『バニラ』についてです!

バニラは同じようなものが、いくつかありますよね。

バニラエッセンス、バニラオイル、バニラビーンズ、バニラペーストなどなど。その種類の使い分けや、性質をまとめていこうと思います。

①バニラエッセンス

バニラエッセンスは、バニラとアルコール、水などから作られています。(中には人工的に作られたものもあります)

アルコールは、火を通すと揮発します。アルコールが揮発するときにバニラの香りも一緒に飛んでしまうのでバニラエッセンスは火を通さないお菓子に入れるのが最適です。

スーパーなどでも売られており、内容量にもよりますが200~500円程で購入できお手軽に使用することができます。

②バニラオイル

バニラオイルは、バニラの香りを油に溶かしたものです。

バニラオイルは、油なので加熱しても香りが飛びにくいのが特徴。クッキーなどの焼菓子に入れると、バターなどの油分と混ざりやすく焼いた後も香りが残りやすいので、バニラオイルは焼菓子に使うのが最適です。

スーパーや製菓専門店に売られていて、価格はバニラエッセンスよりほんの少し上がりますが、300~600円程度で購入でき、気軽に使用できます。

③バニラビーンズ

バニラビーンズは、ラン科の植物の事で、受粉後に発酵や乾燥を繰り返したものです。

バニラビーンズは、お菓子が出来上がった際にバニラの粒が残るのが特徴的で、基本的には万能で何にでも使用できます。しかし高価なものなので、焼き菓子に使われることは少なく、牛乳や生クリームを炊いて作られるお菓子に使われることが多いです。カスタードやプリン、アングレーズ系のアイスやムース、他にはフルーツのコンポートに使うのが最適です。

バニラビーンズは、製菓専門店に売られていて1本(5~6g)800円~程です。再利用すると2回ほど使えますが、それでも高価なものですので大切な方に贈るお菓子などに使用したいですね^ ^

④バニラペースト

バニラペーストは、バニラビーンズから香を抽出し、種を加えてペースト状にしたものです。

バニラペーストは、バニラビーンズ同様に万能です。価格もバニラビーンズより安いのでお手軽に使用できます。なので、焼き菓子やカスタードプリン、アイスやムースなどに使用することができます。

また、アイシングクッキーのアイシングに混ぜると卵の臭味が消え、バニラビーンズより混ざりやすいのでお勧めです。

バニラペーストは、製菓専門店に売られていて価格は50g1000円~程です。50gでバニラビーンズ8本くらいの分量なので万能さを考えれば、お手軽に使用できお勧めです。

*まとめ*

バニラエッセンスは、火を通さないお菓子に使うのが最適

バニラオイルは、油なので熱に強い。油分の多い焼菓子に使うのが最適

バニラビーンズは、万能だがかなり高価である。

バニラペーストは、価格も比較的安く万能であるため、一番おススメ。

売られているお店を紹介しましたが、もちろんすべて通販でも購入可能です☆

自分のお気に入りを見つけてみてください*

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