もう失敗しない!事前に分離を防ぐ方法をパティシエが教えます!焼菓子編

こんばんは、焼菓子Power管理者のSweetsです!

前回の「分離した時の対処法」に続き、今回は事前に分離を防ぐ方法を投稿していこうと思います!事前に分離を起こす要素をなくしておけば、無駄な作業を減らすことができたり、混ぜすぎなどによる失敗を防ぐことができますので、一緒に確認していきましょう!

また最後には、お菓子作りでは欠かせない卵の豆知識も掲載しております。最後までお付き合いいただけますと幸いです( ´∀` )

ではさっそくまとめていこうと思います!

【分離を事前に防ぐ方法】

1.卵を温めておく

35度くらいが理想ですが、正確に温度を同じにするには温度計が必要になりますので、だいたいで結構です。指をつけてぬるいな~と思うくらいまで湯煎で温めてください。ここでバターが冷たければ分離してしまうので注意してください。

一番楽なのは、二つとも常温に戻しておくことです!

しかし、卵を常温で放置するのは気が引ける方もいらっしゃると思います。そういう方はバターだけ常温に戻して卵だけ温めると良いですよ◎

2.卵は少量ずつ加える

だいたいの焼き菓子の作り方は、バターに砂糖を加えた後に卵を入れると思いますが、この時に最低でも3回に分けて入れてください。卵の分量が多い場合は4回くらいに分けると分離しにくくなります。

Pint:1回目は少量入れ、徐々に増やしていくとなじみやすいです。卵を加える都度しっかりとなじむまで混ぜてください。なじめばOkですので、混ぜすぎには注意してくださいね‼

実はこの二つを気を付けるだけで分離を防ぐことができます!前回と内容はかぶりますが分離を事前に防ぐことで時短にもなりますし、なにより美味しく作るコツですので是非参考にしてみてください*

【卵の豆知識】

実は、卵には3つの特徴があるんです!これを知ると何のために卵が入っているのかが分かるので卵の代用品を見つければ卵アレルギーの方用のケーキも作れるかも!

1.乳化作用

卵黄には乳化作用のある「レシチン」という脂質が入っています。この物質により固さの違うバターと卵が合わさることができるのです。

2.熱凝固作用

熱凝固作用は、熱を加えることによって液体から個体になる作用の事です。お菓子では主にプリンを作るときに、この作用を利用して固めます。卵焼きを作るときもこの作用によって凝固しています。

3.起泡性

起泡性は、卵が空気を抱きかかえて膨らむ作用のことです。主にスポンジ生地を作るときに使われる作用です。卵だけで泡立てるとキメが荒いですが、ここに砂糖を加えることによってきめが細かくより多くの空気を含むことができます。

以上が卵の豆知識でした!このようなことを知ったうえでお菓子作りをすると、見方が変わり、より楽しめるかもしれませんね( ´∀` )

起泡性は、

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